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そもそも『音』とは何だろう

そもそもとは?

多くの人は音が聞こえることが当たり前であまり考えたことがないのではないでしょうか。

そんな当たり前に聞こえている音について、少し考えてみましょう。

音に関して新しい発見や興味がわくかもしれません!

音はどうして聞こえるの?

音の波

音の元になるのは、物体の振動によって、空気や液体、個体の中に伝わるです。

真空中では空気の波が伝わりません。

そしてこの波が、人の耳に届くことによって「音」として感じることができます。

音にはいろいろな種類がありますが、それは大きさや高さ、音色の違いです。

音が聞こえる仕組み

人が音を聞くことができるのは、空気の振動が耳(耳介)に集められ、外耳道を通り、鼓膜に伝わって、鼓膜が振動するからです。

耳が目や鼻に比べて大きいのは、空気の振動を効率的に受け止めるためです。

よく聞きたいなぁと耳の後ろに手を当てたことはないですか?

あります!手を当てるとよく聞こえるような気がします。

より多くの空気の振動を耳に集めることができるから、よく聞こえるようになるんですね。

聞くことのできる音

人が聞き取れる周波数は約20~20,000Hz(20kHz)とされています。

ピアノの鍵盤の一番高い音から一番低い音よりも高すぎる音や低すぎる音は、聞き取れない場合が多いようです。

高音域になるほど音が鳴っている方向を感じ取りやすくなります。そのため、クラクションのような危険を知らせるサインの音は、聞き取りやすく方向を感じやすい高い音が使われています。

学生の頃に黒板をひっかくキー!という高い音に身震いした経験はないでしょうか?

高い音は危険のサインという認識が、自然と嫌な音と感じてしまうんですね。

日常で感じる音

音の大きさ

音の大きさは㏈(デシベル)という単位で表されます。

数値が大きいほど、音が大きいことを表しています。

小さな音の時は少しの音量差でも敏感に認識できますが、大きくなればなるほど、音量差を感じにくくなります。

人が聞き取れる最小の音の大きさを0㏈、聞くに堪えられる最大の音の大きさは約120㏈と言われています。

身近な音

身近な音が一体どれくらいの大きさなのか見てみましょう。

引用元:騒音・振動の規制について/深谷市ホームページ (city.fukaya.saitama.jp)

音の比較ももちろんですが、人が電車と同じくらいの音量の声を出せるということにも驚きです(笑)

音がもたらす効果

ストレス、不安の解消

疲れたり悲しいことがあったとき、音楽を聴いて癒されたり元気をもらったりする人もいるのではないでしょうか。私はよくストレス発散方法としてカラオケで熱唱してきます。

音楽を聴いたり、自分で演奏することで、脳や自律神経に作用し、ドーパミンの分泌を促し快感をもたらすといわれています。

また、波の音や小鳥のさえずりなど自然の音には、苛立ちやストレスといったネガティブなっ感情を抑えてポジティブな感情を高め、健康を増進させる効果があるとの研究結果も出ています。

睡眠の質を上げる

アプリやYouTubeなどで安眠BGMとして、自然の音やクラシック音楽などを聴いたことがある人もいるのではないでしょうか。

先ほども言いましたが、不安を緩和してリラックスする効果によって、寝つきが良くなり不眠症の改善、睡眠の質を高める効果も期待できます。

集中力、記憶力アップ

作業用ミュージックといって作業や勉強をするときに聞いてくださいという音楽もありますよね。

クラシックやへーリング音楽は睡眠の質を上げるだけでなく、作業効率や集中力、記憶力アップにも効果が期待できるようです。

昔聞いたCMの音楽をつい口ずさんでしまったり、学生の頃の音楽が懐かしく思えたりしたことはないでしょうか。

それは当時の記憶と音楽が一緒に結びついているからと言われています。

まとめ

音の基本的なことや身近で聞いている音、音がもたらしてくれる効果について調べてみました。

色々な音が合わさってできる音楽にはたくさんのプラスの効果が期待できる事もわかりましたね。

疲れがたまっているとき、落ち着きたいときなど自然の音や音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。