イヤホンを購入するとき、音質や値段はもちろんのこと、イヤホンの耳につける部分の形が気になる方もいるのではないでしょうか。
種類の名前は聞いたことがあるけれど、実際どの形の事を指すのかよく知らない方や、なんとなく付け心地で選んでいるという方もいるかもしれません。
付け心地はもちろん大事ですが、それぞれの特徴を知ることでより自分に合ったイヤホンを選ぶことができますよ!
イヤホンの形状は大きく分けて2種類
よくみるイヤホンの形状は「カナル型」と「インナーイヤー型」の2種類に分けられています。
私が使っているのはどっちなんだろう?
カナル型ってよく聞く気がするなぁ
それぞれどんな形のことを言うのか、特徴を見てみましょう。
カナル型
カナル型はシリコン等で出来ているイヤーピースの部分を耳栓のように耳の中に入れて使用するタイプです。家電量販店などではこちらのタイプの方がよく見るのではないでしょうか。
カナル型は内耳に近いところで音が響くため低音に強く、繊細な音の描写力に優れています。迫力かつ繊細な音を鳴らすのが得意ですが、長時間の使用では聴き疲れを感じてしまうかもしれません。
メリット | デメリット |
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イヤーピースにはサイズや色、素材と種類が豊富にあるため、自分好みのイヤホンにカスタマイズすることができます
イヤーピースのサイズが合わないと、付け心地が悪くなってしまったり、長時間の使用で耳が痛くなってしまいます。また耳の中に入れるため汚れてしまったり、長く使用していることでイヤーピースが緩くなってきて外れてしまうこともありますので、買い替える必要があります。シンプルなものであれば100円ショップでも購入することができます。
インナーイヤー型
インナーイヤー型は耳の入り口付近のでっぱりにひっかけて使用するタイプ
Apple製品のスマホ等最近では携帯を買った際にイヤホンがついてこなくなってしまいましたが…携帯を買った際に付属でついてくるイヤホンはこちらのタイプのことが多かったですね。
カナル型に比べて低音は弱いですが、自然でバランスの良い音が楽しめます。イヤーピースを必要としないため、手軽に使用することができます。
メリット | デメリット |
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耳にひっかけるだけなので外れやすいことがデメリットではありますが、外れにくくするためのイヤーカバーやイヤーフックなどのアイテムも販売されています。
どちらがおすすめ?選ぶポイント
それぞれの特徴を踏まえたうえで、結局どちらがおすすめなのか、選ぶポイントを見ていきましょう。
- 公共の場で使用したい人
- 良い音質で音楽を楽しみたい人
- 自分好みのイヤホンを選びたい人
- 筋トレなどの室内での運動中に使用したい人
- ワイヤレスイヤホンを使用している人
- 外部の音も聞きたい人
- 長時間使用する人
- ランニングなど屋外での運動中に使用したい人
- カナル型の密着感が苦手な人
- 付属品が必要ないのでコスパ重視の人
外出先や移動中など、外で音楽を聴いたり動画を見たりする時にイヤホンを使用することが多いのではないでしょうか。最近ではノイズキャンセリングイヤホンなども出ており、周りの音を遮音して音楽や動画に集中するためにイヤホンを使用する人が多いように思います。お店でもカナル型の方が商品数が多いと思います。
そのため、どちらがいいか迷っている方や、いろんな場面で使用したい方はカナル型イヤホンを買うのがいいのではないでしょうか。
しかし、遮音性の高いカナル型イヤホンのデメリットとして、外を歩いている時などに使用する場合は、車や自転車の音も聞こえなくなってしまうため危険です。移動中といってもバスや電車に乗っているときの使用にはおすすめですが、外を歩いているときの使用は気を付けましょう。
使用用途によっては周りの音や声が聞こえた方がいいこともあると思います。ウォーキングやランニング中、作業中のBGMを流すために使用したい人はインナーイヤー型イヤホンがおすすめです。
まとめ
カナル型イヤホンも、インナーイヤー型イヤホンもそれぞれにメリットとデメリットがあります。上記の選ぶポイントを参考に使用用途によってイヤホンの形を選んでみてください。
ヘッドホンと違ってイヤホンは外出先や移動中などで手軽に使用したいという方が多いのではないでしょうか。イヤホンを使う理由として周りの音に邪魔されずに音楽や動画を楽しみたいという人が多いと思います。そのため、どちらかといえばカナル型イヤホンの方が使い勝手がいいように思います。
今までなんとなく選んでいた人や、今更人に聞きづらいと思っていた方の参考になれば幸いです。